ホーム ⇒ 冷え症の原因
冷え性の原因は大きくわけて二つ考えられます。
一つ目は自律神経のバランスが乱れて副交感神経に切り替わらずに冷え症になって居る場合。
二つ目は凝りにより物理的に血流が悪く手や足が冷えているという場合です。
ちなみに私自身は後者の物理的な理由で手が冷たくなりやすいのです。自律神経の状態は正常なのですが、仕事がらかなり腕や肩に負荷がかかり筋肉が硬くなりやすく手が冷える原因となってしまいます。
手は冷たいが足は温かいというような方は、私と同様に凝りにより血管が塞がれて冷たくなっている可能性が高いといえます。
一方で手も足も冷えているという場合には、自律神経のバランスが乱れている可能性が高く自律神経のバランスを正常化させる事により冷え症が緩和されてゆくという事になります。
物理的に手の冷え性がある場合には首筋の全面の鎖骨の部分に凝りがある事が原因となっている可能性が高く。この部分には4本の神経が腕にかけて流れています。
この部分が硬直する事で冷えだけではなく、酷い場合には冷えと痺れの両方、若しくは痺れだけの場合もあります。
この部分で神経を圧迫している場合には痺れ、血管を圧迫している場合には冷え性となります。この場合には物理的な原因なので自律神経が原因ではなく凝りが緩めば、直後から手がポカポカしてきます。
首の全面という風に申し上げましたが、この部分だけではなくこの部分を中心としてその周辺の凝りにも影響を受けておりますので少し範囲を広げて施術を行う必要があります。
足の冷え性の場合も手の冷え性と同様に自律神経による原因と物理的に足の冷え性の場合とがあると考えられます。
若しくは、自律神経と物理的な原因が複合的している場合とがあります。物理的な原因では尻から股関節の上部、鼠蹊部あたりの筋肉の硬直が原因と考えられます。
手の冷えと同様に、上記の部分の硬直により血液が下半身へと流れにくくなっていると考えられます。硬直した筋肉が血管を圧迫し血流が悪くなっていると考えられます。この部分が硬くなると冷えだけではなく、坐骨神経痛のような痺れの原因にもなりますので注意が必要です。
下半身への血流が悪くなる事により下半身全体に老廃物が蓄積して筋肉が硬直している場合が殆どで、足がつり易く疲れやすくなっている場合が多いようです。
更に下半身への血流がわるくなっている方は、ひざの裏も酷く硬くなっている場合があります。膝の裏が骨の様に硬くなっている方が多く、特に膝の裏が硬いひとは膝より足先の筋肉が硬くなり血流が悪くなっているようです。
冷えのある方は筋肉が硬くなっていますので、リンパの流れも悪く浮腫みやすくなっています。
筋肉が硬直するとリンパの流れが悪くなるのは、リンパはそれ自体でポンプの機能がありませんので、筋肉が硬くなると筋肉はポンプの役割を担う事ができなくなります。
筋肉が硬くなると筋肉が収縮しづらくなりポンプの役割を果たさなくなり、リンパの流れが悪く浮腫み易くなります。
冷えはあるけど浮腫まないという方はいずれ時間の経過とともに浮腫み易くなる可能性があります。足の冷え性はお尻の筋肉の周辺と膝裏の筋肉を緩める事により解消されていく場合が殆どです。
冷え症の原因となっている自律神経のバランスの乱れと筋肉の硬直を深部弛緩療法で緩めて症状を緩和させてゆきます。
参考 ⇒ 深部筋を緩めて症状を改善
自律神経と関連深い項目
頭部
首・胴部・腕
お腹・腰・足
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